冷血くんとの同居生活にて…♡


特にそのあとは何もなかったけど、興奮しすぎちゃって全然寝れなかったよ。


そんな私の前で朝食を食べている早瀬くん。


早瀬くんと朝食を食べれる日が来るなんて…⁉︎


うっとり…

あ〜幸せ‼︎


「バカいちご、何ニヤニヤしてんだよ」


「さあな」

そんな兄弟2人の会話なんて耳に届かない。



「いってきます」

肩に鞄をかける早瀬くん。


「お兄ちゃんもう行くの?」


「あぁ」


「気をつけて行ってきなさい」

と、早瀬くんのはーちゃんお父さん。


「お兄ちゃん、いちごちゃんはまだ道わからないんだし…送って行ってあげたら?」


「なんで俺が」

私の淡い希望を簡単に捨てて行ってしまった早瀬くん。


< 17 / 88 >

この作品をシェア

pagetop