余命38日、きみに明日をあげる。

「あったぞ」

「ほんと?」

そのまま掘り当てていくと、顔を出したのはサビ付いて絵柄が全く分からなくなった四角い缶だった。

「これだよこれ!」

綺麗に土を取り除き、蓋を開けようとするが、サビのせいかもの開けるのに苦労した。

やっとのことで開けると、中身はさらにビニール袋に包まれていた。

厳重に包んでいたおかげで、中のものは傷んでいる様子はない。

「なんだよこれ、ガラクタばっかりじゃないか」

思った通りだ。変な怪獣のおもちゃやミニカーが出てきた。これが小3の俺の宝物かよ……。

昔の俺に言いに行ってやりたい。

どうせなら、今見て感動するようなものを入とけよ……って。

「ふふふっ」

反対に、莉緒は懐かしいものが沢山出てきたようだ。

友達と交換した手紙やらを、懐かしそうに読んでいる。

「……あ」

莉緒の袋の中に、見覚えのあるものがあった。これって……。
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