政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
そしてメインの肉料理を食べ終えたところで、千鶴ちゃんに聞かれたのは零士君のこと。
千鶴ちゃんには昔からなんでも話せたし、隠し事なんてしたくないから、包み隠さず最近の零士君とのやりとりを話したわけだけど……。
「ごめん、凛々子ちゃん。お兄ちゃんのそんな話はちょっと聞きたくない」
「えぇっ? だって千鶴ちゃんが聞きたいって言うから話したのに」
ギブアップと言うように両手を挙げて、千鶴ちゃんは水を一気に流し込んだ。
「そりゃ聞きたいって言ったのは私だけど、あのお兄ちゃんの甘い言葉を聞いたら寒気がして吐きそう」
そこまで言う? でも兄妹ってそういうものなのかな。ひとりっ子だからよくわからない。
「まぁ、とにかくお兄ちゃんがやっとなりふり構わずに、凛々子ちゃんを振り向かせようとしているのはわかったよ」
うんうんと頷くと、千鶴ちゃんは私の顔を覗き込んできた。
「それで凛々子ちゃんは戸惑っているわけだ。お兄ちゃんの猛アタックに元カレの存在も忘れるほどに」
「……うん」
千鶴ちゃんには昔からなんでも話せたし、隠し事なんてしたくないから、包み隠さず最近の零士君とのやりとりを話したわけだけど……。
「ごめん、凛々子ちゃん。お兄ちゃんのそんな話はちょっと聞きたくない」
「えぇっ? だって千鶴ちゃんが聞きたいって言うから話したのに」
ギブアップと言うように両手を挙げて、千鶴ちゃんは水を一気に流し込んだ。
「そりゃ聞きたいって言ったのは私だけど、あのお兄ちゃんの甘い言葉を聞いたら寒気がして吐きそう」
そこまで言う? でも兄妹ってそういうものなのかな。ひとりっ子だからよくわからない。
「まぁ、とにかくお兄ちゃんがやっとなりふり構わずに、凛々子ちゃんを振り向かせようとしているのはわかったよ」
うんうんと頷くと、千鶴ちゃんは私の顔を覗き込んできた。
「それで凛々子ちゃんは戸惑っているわけだ。お兄ちゃんの猛アタックに元カレの存在も忘れるほどに」
「……うん」