マネキン少女
屋上に向かい泣き喚く__


こんな私でもやりたい事が見付かったのに、上手くいかない。


これを逃したら、もう二度と誰かに必要とされる事は無いかのように思えて仕方がない。


恐怖を感じながら、マネージャーにメッセージを送る。



『話が有ります。
お時間ある時に連絡をください!!』


しかし、返事は来ない。


ねえ、私は必要とされないの?


わたしを庇ってくれた、りんまで馬鹿にされた。


悔しくて熱い涙が止まらない。
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