素直になりたい。
「あっ、やだ、もうこんな時間!店長そろそろ終わらないと」

「ほんとだ。もう20時だ。あとは僕がやっておくから2人は帰っていいよ。お疲れ様」

「はぁい。じゃ、お先失礼しまーす」

「失礼します」


私と祐希さんは小さな事務所でエプロンを取り、髪を整え、お店を後にした。

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