草ww破滅部活動日記
20日目

料理対決編2

家庭科室にて

朝、椿たちは、料理対決のため、メンバーに会いに家庭科室に入った。

〈椿〉おっす!きたぜ!

〈坂梨〉いらっしゃい!

〈徳井〉よろしくね!

椿たちは、1-Aの坂梨 天嶺(さかなし あまね)と、2-Cの徳井 稟(とくい りん)が出迎えた。
今回の対決は4対4の料理対決。
対決は、放課後の家庭科室で始まる。

そして、徳井は答えた。
〈徳井〉よろしくね!誰が参加するの?

〈一星〉おれと、この道久の2人だ

〈徳井〉そうか、男か、わかった。で、料理の腕前は?椿くん?

〈椿〉一星なら大丈夫だ、昔から料理は上手かった。道久は聞いただけだが、結構料理ができるみたいだ

〈徳井〉そうか、じゃあ2人に任せるわ。あと、椿くんありがと、受けてくれて

〈椿〉いえ、これも草ww破滅部の一環です!

〈一同〉おう!

〈徳井〉そうか、ありがとう。では、また、放課後で、会おう。あ、そうだ、向こうのメンバーは強者がいるそうよ、気をつけてね

〈一星〉おう!わかった

〈道久〉分かりました

と、椿たちは家庭科室を抜け、各々、教室に向かいホームルームを受け、授業が始まった。
そして、あっという間に放課後になり、ついに料理対決の日時がやってきた。

椿たちは、放課後になり、草ww破滅部部室を後にし、家庭科室に5人は向かった。
 椿たちは、家庭科室に着くと、もう、料理研究部と調理部はもう来ていた。用意をしていた。

〈椿〉よっ!坂梨!もう来てたのか!?

〈坂梨〉あ!椿くん!それに、みんな!早いね!用意は出来てるよ

〈椿〉そうか!わかった!ありがと!一星、道久!頑張れよ!

〈一星・道久〉まかせとけ!

〈一星〉さあて、やるか

すると、向こうの調理部たちが自己紹介してきた。

〈出川〉やあ!久しぶりね!徳井!そして、君たちが噂の草ww破滅部の子ね。よろしくね、2-Bの出川 泉(でがわ いずみ)よ 

すると、ほかのメンバーも自己紹介した。

〈東城〉東城 万紀(とうじょう まき)、1-Bよ

〈中里〉中里 佳乃(なかざと かの)、2-Bです

〈湊〉1-Cの湊 冴英(みなと さえ)でーす!

この4人との対決のようだ。

〈一星・道久〉よろしく!

すると、椿、スカイラー、要は椅子に座って観ていた。

すると、実況の男が現れた。
〈石沢〉さあー!始まった!料理研究部vs調理部の因縁の対決。あ、申し遅れました!わたくし、1-Bの石沢 陣(いしざわ じん)といいます!よろしくお願いします!
さあ、今回の種目は、ご飯!ご飯を使った料理です!
それでは!第一戦!料理研究部!坂梨!調理部!東城!

すると、坂梨と、東城はキッチンの前に現れた。どうやら、第一戦がはじまるようだ。

〈椿〉坂梨!頑張れ!

椿は、坂梨を応援した。

すると、坂梨はエプロンをつけ、準備万端。
そして、石沢のアラームと同時に二人は、料理を作り始めた。

坂梨は元々料理が好きで、得意料理は親子丼。

ちなみに、時間内で一人一品のみ、となっている。

時間は30分。お互いに早く作ると、その時点で第一戦が終わる。

すると、もう、東城は作りあげた!
東城が作ったのは、冷ご飯チーズリゾットを10分でつくった。

坂梨は、なにやらつくっている。ホットケーキミックス200グラムをいれ、卵1個、牛乳150㏄、ご飯1膳、ハム4枚、スライスチーズ2枚、玉ねぎ二分の一、サラダ油大さじ2、ケチャップ。これらを使い、料理した。
最後にフライパンにサラダ油をしき、弱
火~弱めの中火で加熱した。そして、まぜたホットケーキミックスをいれ蓋をした。そして、時間をはかり、蓋をあけ、ホットケーキを切って、ケチャップをつけた。坂梨が作ったのは、ごはんパンケーキ!
なんと!親子丼では、なくパンケーキをつくった。
見事な料理さばきだった。これは、勝てる!と思ったが、相手もチーズを使っている。

そして、実況、料理研究部・顧問 寺山 康(てらやま やすし)先生、調理部・顧問 上野 結実(うえの ゆいみ)先生が審査員として、実食した。
最初は、東城の冷ご飯チーズリゾット。
三人はうまい!と口をそろえた。
次は、坂梨のごはんパンケーキ。
三人は、うまい!そして、なんて優しい味なんだ。と、言った。
そして、第一戦勝利は料理研究部・坂梨の勝ち。

〈椿〉おお!坂梨、すげえ! 

〈坂梨〉ありがとう!椿くん!でも、それより

〈椿〉次だな

〈坂梨〉うん、次は、道久くんと中里先輩よ、先輩は料理、上手いわよ

〈椿〉そんなにか?

〈坂梨〉ええ。あの出川部長が一目をおく存在よ、相当やるわよ

〈椿〉そうだな、正直、あいつが料理してるところみたことない

〈坂梨〉あえ!大丈夫なの?

〈椿〉多分

すると、話してる間に道久と中里先輩の第二戦が始まった。
なんと、道久はなにかをつくっている。

〈椿〉ん?あれは、みたことあるぞ!そうか!オムライスだ!あいつ!オムライスをつくったぞ!

〈道久〉ふふふ!ぼくは料理は得意なんですよね!

と、道久はあっという間にオムライスを作った。
そして、少し遅れて中里先輩が作り終わった。
なんと、作ったのは和風焼飯!
そして、審査員が食べる。
勝ったのは...
中里先輩だった。審査員は口をそろえ、こういった。
「まるで、今、カフェで、高級な焼飯を食べているようだ」と。
道久のオムライスも美味しかった。だが、中里先輩のほうが遥か彼方遠く、追い付けず、道久は負けた。
中里先輩のほうが、10倍、いや何百倍もうまい、となった。

〈一星〉どんまい!まだ、負けてないだろ!

〈道久〉ああ、わかってる

この時点で1対1。
果たして、次は勝てるのか!?
この決戦、勝つのは、料理研究部か、それとも、調理部なのか?

 この後、対決がおわり、道久は、これを機に料理をあれから磨きをかけたらしい。

ー 20 料理対決編2 ー 続く
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