真夜中のサイコパス
「だけどさ、気になる。
里山高校のアイドルとまで言われていた浜中美澄が、どうして恋敵を殺す殺人鬼になったのか……。
だって美澄って、みんなからチヤホヤされてた人気者だったんでしょ。
その美澄がどうしてそんな風に変わっちゃったんだろうって……」
「気になる?」
「うん、気になる」
「話の続きを早く聞きたい?」
「うん、聞きたい」
「そっか。
それじゃ、里山高校の都市伝説の話の続きをするね」
「都市伝説っていうか……、今のところホラーな要素はないけどね」
「まぁ、そうなんだけどさ。
この話がおもしろいのはこれからだよ。
顔に火傷を負った美澄がちょっとずつ変わっていくから」
そう言って優子が私の目をのぞき込んだとき、私は息を止めて、優子の目を見つめていた。
私は浜中美澄がどうなったかを詳しく知りたい。
学校のアイドルが人気者でなくなったとき、美澄はなにを思い、なにをしたのか?
私はまた話し始めた優子の言葉にじっと耳を傾けていた。
里山高校のアイドルとまで言われていた浜中美澄が、どうして恋敵を殺す殺人鬼になったのか……。
だって美澄って、みんなからチヤホヤされてた人気者だったんでしょ。
その美澄がどうしてそんな風に変わっちゃったんだろうって……」
「気になる?」
「うん、気になる」
「話の続きを早く聞きたい?」
「うん、聞きたい」
「そっか。
それじゃ、里山高校の都市伝説の話の続きをするね」
「都市伝説っていうか……、今のところホラーな要素はないけどね」
「まぁ、そうなんだけどさ。
この話がおもしろいのはこれからだよ。
顔に火傷を負った美澄がちょっとずつ変わっていくから」
そう言って優子が私の目をのぞき込んだとき、私は息を止めて、優子の目を見つめていた。
私は浜中美澄がどうなったかを詳しく知りたい。
学校のアイドルが人気者でなくなったとき、美澄はなにを思い、なにをしたのか?
私はまた話し始めた優子の言葉にじっと耳を傾けていた。