やっぱり彼女は溺愛されていることを知らない
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私は三浦部長からもらった誕生日プレゼントをデスクの上に置くと、新村くんに事情を説明した。
「……だからすぐクビって訳じゃないの」
「そっか」
納得してくれたのか新村くんが眉尻を下げる。
私と新村くんのやりとりを黙って見ていた三浦部長が硬い表情で口を開いた。
「そういうことだ。ヨツビシの件を何とかするためにも集中したい。すまないがしばらくそっとしておいてくれないか」
「いやいや、そっとなんてしておけませんよ」
新村くんはそう応えると私に向き直った。