やっぱり彼女は溺愛されていることを知らない
「ふふっ、どんなお仕置きにしようかなぁ」
「……」

 あ、あっちの世界に行きかけてる。

 優子さんがぶつぶつ言い始めた。

「あれよね、新村くんのことだからいきなりラブホに連れ込むなんて無粋はしないわよね。するにしても絶対にワンクッション置くだろうし、まーちゃんが嫌がるなら無理はしないだろうし。それともするかな? まーちゃん可愛いから新村くんの理性じゃアテにならないかな?」
「……」

 あれ?

 もしかして私、地味にピンチだった?

 優子さんのトリップは続く。
 
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