運命
「いいよ。めんどいから赤外線で送るからな。」

「いいよ別に。」

こうしてお互いの連絡先を交換した。
ちょっぴり嬉しかった。

「んじゃ遊ぶ時にメールするから返事返してね。」

「おう!」

嬉しそうに返事をしてくれて私も気持ち良かった。

それからメールをするようになり、
お互い悩みも相談する仲になっていた。


ところがある日――

いつもどおりのメンバーで遊んでいた時、同じクラスの神崎亮哉(かんざきりょうや)山下優也(やましたゆうや)が小島と一緒にやってきた。

同じクラスだがあまり話さないからちょっと嫌だった。
だが神崎はお構いなしに

「よう斉藤!こうやって遊ぶの始めてだな!」
っとまるでR○BONの山本みたいな爽やかな笑顔で話しかけてきてくれたのだ。

私は反射的に、
「そっそうだね;;」
といった。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

剣の舞い

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
オレは帰りたくない。 ここの学校で暮らしたい。 お前が何と言おうとオレは帰らない! オレみたいな奴がこの学校にいるのはおかしいが、オレはここにい続ける!
新しい世界

総文字数/1

その他1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
小学校を卒業し、クラスのみんなは涙を流した… あたしも泣きそうだ… でも、中学校に行ってもまたみんなと会えると思い涙を必死にこらえた。 そう…中学校の生活がどれほどのものかもしらず…

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop