幼なじみと恋愛講座をご一緒に。


こらぁ~ーー!!

「ちょちょっと!!
 高橋さん、すみません。
 先ほどまでガールズトークしてまして…
 雪ちゃん止めてよ。
 豚カツが喉に詰まるかと思ったよ。」

恋愛上級者のお姉さんこと、雪ちゃんあなたは中学生ですか。


食後のお化粧直しをと思いパウダールームへ入ろうとドアを開けたーーーー。

「やっぱり噂通りなのかもね~」
「じゃあ、水野さんはどうなの?
 まさか二股って事じゃないよね?」
「えーそうだったら永瀬さんにはがっかり~」
「でもさ、駅前のカフェでランチなんて、大胆だよね! 
 見てくださいって言ってるようなもんでしょ!
 まっ、田代さんならやりそうだけど~」


ドウイウコト?
 

え?


やっぱりじゃん!!




やっぱり、いっくんは嘘つくじゃん!!





いっくんの嘘つき!!口聞いてやんないだから!!



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