最後にもう一度愛を...
第四章 歯車は動く

幸か不幸か




コンコンコン




「里紗様、失礼いたします。
お食事が用意できましたのでお持ちしました。」




今日も大量のご飯が用意される




「いらないです」






「ですが…里紗様…」






「いらないです。お腹すいてないので大丈夫です」




部屋の片隅で蹲ったまま大谷さんに言葉を投げる





「...承知いたしました。失礼致しました」




そう言い大谷さんは下がる




何も食べたくない


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