キミに好きだと伝えたい


「よし、決めた」

心は落ち着いていると思っていたけれど、時計を設定する手が震えている。

なんとか抑えながら日付と時間を設定し、間違っていないか確認して横のボタンを押した。


その瞬間なにかに飲み込まれていくようにわたしは意識を失った───。


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