時間切れ
マンションのソファーで

「はぁ〜、 緊張した〜。 
着替えてお茶飲んだら、スーパーへ行こう。」

典子が買い物していると弘美から

"今日はお土産のラーメンを食べよう!

のりちゃん、もやし買っておいて〜
18時にマンションに到着予定だよ〜!" と、メールが入った。

典子は、もやしも買い物カートに入れてからレジへ向かった。

買い物から帰って来てソファーでくつろぎながら、今日メモしたことを復習し明日からの仕事をイメージしていた。

すると、陸が帰って来て、

「ただいま〜! 腹減った何かない?」

「おかえり〜肉まんあるよ〜レンジで温めてね〜ちゃんと手洗いうがいするんだよ〜」

「肉まん! 手洗って、着替えてくるわ!」

陸が、肉まんを2個温めて、牛乳と一緒にリビングのソファーにきた。

「母さんも食べる? 一也さんの事務所はどう? 良い人多い?」

「少しだけちょうだい! 
仕事は…丁寧に教えてもらってる。
慣れるまでは大変だと思うけど、母さんも頑張るからね!
あ!陸にもお義母さんからメールきた?

今晩の夕食は、お土産の北海道ラーメン!楽しみだよね!」


「きたきた! ラーメンの他にも北海道の有名人気お菓子をたくさん買ったって!」

「ハハハ!多分、スゴイ量を買ってくるよね!」

「婆ちゃんは、ケーキ20個とか大胆だよな!」

ハハハ、ハハハと2人で笑った!

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