時間切れ

「なぁ、母さん、いろんな不安や悩みは1人で溜め込まないで欲しい。

一也さんは、あの親父とは違うし、相談したら必ず話しを聞いてくれるし、一緒に考えてくれる人だと思うんだ。」

「うん。先生は、本当に思いやりのある人だと、お母さんも思ってる。
お母さんも、変わるように努力するね。」

「母さん、もう1人で考えなくて良いんだよ。
1人では大変なら家族に助けてとか、手伝ってと頼って良いんだからな!」

「うん。陸、何か大人になったね。ふふふ。」

「まぁな〜 ハハハ!」

そんな話をしていたら、玄関の呼び鈴が鳴った。
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