蜜甘同居 こじらせ中 ゾルック 二人目
「千柳様に比べたら、
私の夢なんてお恥ずかしいものです」
「雪那の夢は、どんなものなの?」
ちっぽけな夢すぎて、言いにくいな……
千柳様の反応が怖い。
でも、千柳様に応援してもらいたい。
私は、不安混じりの声を
恐る恐る吐きだした。
「子供たちに……
勉強以外を教える教室を……
開くことです……」
「例えば?」
「料理や片付け……家事などです……」
「素敵な夢だね」
優しいお兄さんのように微笑む、千柳様。
頷きながら耳を傾けてくれる姿に安心して、
私は言葉を続けた。