蜜甘同居 こじらせ中 ゾルック 二人目
千柳様の顔が
ゆっくりと近づいてくるのがわかる。
千柳様の柔らかい髪が、私の髪に触れ。
熱を増した千柳様の吐息が、頬にかかり。
甘さとなって、私の口に溶け込んできた。
キス……されてる……
優しく押し当てられた唇が、
名残惜しそうに離れていった。
艶っぽい千柳様の瞳と、私の視線が絡んで。
千柳様が、いつも以上に
大人っぽく、色っぽく見えて。
突然襲われた恥ずかしさから、
私は頬を両手で隠し
うつむくことしかできない。
抱きしめられたままの状態で
私に、笑い混じりの声が降り注いだ。