ずっとあなたが好きでした。
それからも、話題は尽きなかった。
気が付いたら、2時間以上が経っていてびっくりした。
まだせいぜい1時間くらいかと思ってた。
本当にいろんな話をした。
ただ、不思議なことに、潤は彼女さんのことだけは話さなかった。
訊いてみたいような気持ちはあったけど、訊いたらやぶ蛇になると思って訊かなかった。
居もしない彼氏のことを訊かれたら、私はまた嘘を吐かなきゃいけなくなるんだから。
「じゃあ、そろそろ出ようか?」
「うん、そうだね。」
お勘定は割り勘にするつもりだったのに、潤が払ってくれた。
昔の潤はいつもお金が無くて…
私はバイトをしてたから、よく奢ってあげてたけど…
良く考えてみれば、今は潤も働いているんだし、持っていた財布も、流行りのブランドのものだった。
昔の潤とはもう違うのかもしれない。
そんなことを思うと、なぜだか少し寂しかった。
「ご馳走様。ありがとうね。」
「翔子…コーヒー飲まないか?」
「え?」
飲み放題だったから、コーヒーは何倍も飲んだのに…
少し奇妙に思いながらも、潤と長く一緒にいられるなら私はなんだって嬉しいから、当然、了承した。
気が付いたら、2時間以上が経っていてびっくりした。
まだせいぜい1時間くらいかと思ってた。
本当にいろんな話をした。
ただ、不思議なことに、潤は彼女さんのことだけは話さなかった。
訊いてみたいような気持ちはあったけど、訊いたらやぶ蛇になると思って訊かなかった。
居もしない彼氏のことを訊かれたら、私はまた嘘を吐かなきゃいけなくなるんだから。
「じゃあ、そろそろ出ようか?」
「うん、そうだね。」
お勘定は割り勘にするつもりだったのに、潤が払ってくれた。
昔の潤はいつもお金が無くて…
私はバイトをしてたから、よく奢ってあげてたけど…
良く考えてみれば、今は潤も働いているんだし、持っていた財布も、流行りのブランドのものだった。
昔の潤とはもう違うのかもしれない。
そんなことを思うと、なぜだか少し寂しかった。
「ご馳走様。ありがとうね。」
「翔子…コーヒー飲まないか?」
「え?」
飲み放題だったから、コーヒーは何倍も飲んだのに…
少し奇妙に思いながらも、潤と長く一緒にいられるなら私はなんだって嬉しいから、当然、了承した。