リアル
夏子の家を見つけだしたのはすぐだった。


ピンポ~ン...


インターフォンを鳴らす。


『どちら様でしょうか?』


夏子の声によくにた女性の声。


「夏子、いますか?クラスメイトです」

素早く遥が言った。

『少々お待ち下さい』


ガチャっ...っとドアが開いた。


夏子だ。


たったの三日しか会ってないといぅのに夏子の顔が懐かしく思えた。


「なんで携帯OFFにしてんだよ!!」


眉間にシワを寄せながら遥が言った。


夏子はうつむいている...
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