DIYで魔法世界を再建!
第十七章 偶然と共通点
「・・・じゃあもしかして、私のこの身体は・・・」

「・・・私達は、望みすぎたのね・・・

 「もう一度、貴女と話がしたい」 「また一緒に木の実が食べたい」
 「貴女の温もりに、もう一度・・・もう一度・・・」

 そう考え続けた私達の責任よ。」

「・・・じゃあウィバリーさんって、こんなに美人だったんだ。正直見た目の変化に気づいたの
 は、丁度今日だったの。
 『転生』だから、私が生きていた頃の姿とは違う事には納得できたんだけど、神様が用意して
 くれた身体にしては・・・美人すぎるから。」

「生前の貴女は、どんな姿だったの?」

「まずブロンドじゃなくて『黒髪』だったの。長さも結構長い方だったから、ちょっと首周りが
 寂しい気もする・・・
 まぁこの世界に来てから結構日にちが経ったし、来た直後よりも伸びてるかな。
 ・・・切らない方がいい?」

「いいえ、それは貴女に委ねるわ。
 ・・・正直、貴女とウィバリーは

 『違う様で似ている』わね。」
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