Sweet Love~極上に甘い恋~

極上に甘い生活

「17時ジャスト」

腕時計を見て時間の確認をした大森さんが言った。

わたしは…バテバテだった。

講義が長引いてしまったため、大学から走って迎えにきたのだ。

足が痛いです…。

“足が棒になる”って、まさにこう言う意味なのね…。

と言うか、足が棒になったら怖いよね?

そう思っているわたしに、
「お疲れみたいですね」

横から大森さんが声をかけてきた。

そりゃ走ってきたら、誰だって疲れると思います。

「大丈夫ですか?」

聞かれたので答えようと顔をあげたその時、唇が重なった。
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