Sweet Love~極上に甘い恋~

甘い夢の中で眠る

大森さんがわたしの唇を奪った。

何度も、何度も、大森さんはわたしの唇を奪う。

そのたびに、わたしの躰の温度はあがって行った。

急に熱が出たんじゃないかって言うくらい、わたしの躰の温度があがった。

「乃南さんは、甘い夢がお好きですか?」

指先でわたしの躰をなでながら、大森さんが聞いてきた。

「甘い夢、ですか…?」

大森さんの言っている意味が、わたしにはよくわからなかった。

「どんな夢なんですか?」

わからないから、わたしは大森さんに聞いた。
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