6人のイケメン兄弟達と逆ハーレム暮らし♡
「あ、あくびしただけですよっ……」

「……そ」

「って、言うか!勝手に入って来ないでください……!!」

「そりゃすいませんね」

 な、なんなのこの人っ……!!

「は、早く出てってください!」

「はいはい」

 すんなりと出て行ってくれたけど、なんなんだろう?

 はぁ……バカにされただけか。

 どうせ私がへいへいぼんぼん女だったから呆れてたんだろう。

 どうしてお母さんもお父さんも美形なのに私は普通以下なのだろうか……。

 ドンドンドンドン!!

 え?誰か来てる?

 すごい勢いで階段を登る音がした。

「莉乃!!」

「!?悠ちゃん!?」

 悠ちゃんとは、私の幼なじみだ。

 い、いまきて欲しくなかったっ……。

 私達は、仲がとってもいいから、お母さん同士、いつでも家に上がっていいって決めてある。



「どうしたんだよ?!莉乃の家の前に高級車が止まってて!!」

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