6人のイケメン兄弟達と逆ハーレム暮らし♡
 そんなことを考えながら莉乃の頬を摘んだり叩いたりして遊んで、屋敷に着くのを待った。

「妹さん、よほどの美人なんですね」

 執事がそう言う。

「ああ」

 そういえば、いまさらだけれどなぜ気がつかなかった……?

 あの時は、色々なことが同時に起こりすぎてて脳が停止していたのかもしれないが、雪月花の副総長を殴ろうとした時、咄嗟に莉乃が足で俺の攻撃を止めた。

 ……とりあえず、いまは莉亜さんに莉乃のことを聞く、それまでだ。

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