極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です



 それから。
 私と隼理くんは一緒に暮らすことについて話し合った。


 まずは。
 私の両親に挨拶に行く。

 そして。
 私と隼理くんは二人で一緒に暮らしたい。
 という気持ちを私の両親に話すのは。
 隼理くんが私の両親と何回か会って。
 それからにしようということになった。



 それと。
 今後の私―――。


 今日から一週間は休み。
 なので、ゆっくりと過ごそうと思う。

 一週間後からは。
 バイトのシフトが入っている。

 バイト先はカフェ。

 場所は隼理くんが働いている美輝さんのジュエリーショップのすぐ近く。

 私は約一年間、その店で働く。


 それと同時進行で。
 隼理くんと一緒に始めるミュージックカフェの準備も進める。



 隼理くんと共に歩んでいくことを決めた高校三年生の夏。

 高校三年生。
 その学年は進路のことを決めなければならない大事なとき。

 私は隼理くんと一緒にミュージックカフェを始めることを決めていた。
 だから、そのことに集中したいと思った。

 隼理くんからミュージックカフェのことを聞くまでは大学に進学することも考えていた。

 だけど隼理くんからミュージックカフェの話を聞いてからは迷いなく隼理くんと一緒にミュージックカフェを始めたいと思った。

 大学は行きたいという気持ちになったら、ミュージックカフェを始めて落ち着いてから受験することを考えようと思った。


 今は。
 隼理くんと共に同じ道を歩んで行きたい。
 ただ、それだけ。

< 146 / 148 >

この作品をシェア

pagetop