恋いは赤い糸で 結ばれている 1
 香利がお盆を持って居間に入って来た。お盆にはミニとんこつが4つ載っていた。
 香利は蓋を半分開けて4つのミニとんこつお湯を注いだ。
 最後に蓋を閉めて蓋に小さいフォークをさして、葉月が僕と友毅の前にミニとんこつを置いた。
 
 友毅「ありがとう香利」
 香利「60円」
 友毅「やっぱりタダじゃなかったか」
 香利「当たり前でしょ。私だって60円払ったんだからね」
 友毅「分かったよ。はい、60円」
 香利「まいどあり。さてと、3分たったわね。食べましょう」

 『いだだきます』

 4人でミニとんこつ啜った。値段が安くて美味しいからエンジェルで一番人気の商品なんだ。             
 ミニとんこつを啜りながら今日の倶楽部体験の話しを始めた。
 香利と友毅はどこのクラブ体験に行ったのだろうか。
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