白いジャージ ~先生と私~
涙が止まらなかった。


先生に愛されていたあの夏が、遠い昔に感じる。



保護していた先生からの留守電は・・・


怖くて聞けなかった。


自分が壊れてしまいそうで・・・








私の心の中にぽっかりと開いた穴は・・埋まることはない。


先生以上、好きな人ができるわけがない。


先生の腕に包まれたあの安心感は


他の人では・・・得られないんだ。




それでも、私は毎日学校へ行くしかなかった。


大好きな先生のいる学校へ

先生を見つけないように・・そればかりに気を付けてた。






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