白いジャージ ~先生と私~

6時間目の授業が終わる。


ゆかりの健闘を祈り、背中を押す。

ゆかりも私の肩を叩き、手で拳を作り、ガンバレと耳打ちした。


今まで、いつも自分のことが1番だった。


初めて、自分より大事な誰かの為に、自分を押し殺す覚悟をした。


廊下で何気なく待つ先生が、すれ違う時に言った。


「8時くらいに行く。ホテルの最上階のレストラン予約した。」


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