白いジャージ ~先生と私~

新しい生活



今日も月が私の部屋を照らす。


こんな夜は

電気をつけるのが

もったいない。



いつか先生が言った。


『寂しくなったら俺を月だと思って・・』


最近、毎晩月を見ては・・・先生を想う。



先生からの電話を切った後・・

月におやすみを言う。



毎晩違う顔を見せる月は

私の心の隙間を埋める。




先生との『プチ遠距離恋愛』から、

もう1ヶ月が経とうとしていた。



寂しくなんかない。


毎日、先生の笑顔が私のまぶたの裏に焼きついてる。


それを思い出しながら眠る。



寂しくなんかない。

先生が毎晩電話をくれる。


会いたいときは言いなさい、と言う先生だけど

私は


どうも


すぐに我慢してしまう性格らしい。



会いたいなんてわがままを言うときは


最後の最後・・・本当に自分が壊れちゃいそうな時だと思う。



先生は

私が寂しくないよう

私が不安にならないよう


必死で頑張ってくれてる。



その気持ちがわかるから


寂しいなんて言えないよ・・・
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