恐怖ダウンロード
まさか、損失ってこれのこと?


だとしたら靖がドブにはまったことがアプリの仕業だったってこと?


混乱する頭を整理したいが、どう考えればいいかわからなかった。


「靖子、今すごく混乱してるでしょ?」


「そりゃ混乱するよ。これってどういうことだと思う?」


スマホ画面はすでに元に戻っていて、アプリも勝手に閉じられていた。


「よし、確認してみようか!」


夢はそう言うと、勢いよく立ちあがったのだった。
< 33 / 230 >

この作品をシェア

pagetop