超人気アイドルに溺愛されてます


『とにかく、詳しい話は直接するから
明日の放課後、ユリの家行っていい?』


「は、はい、大丈夫です。」


『じゃあ、よろしくね!!』


そう言って電話を切った。



小説が映画化する…?


これは現実??


小説の中の話じゃなくて…?


頭大パニックのまま帰った私は
今日の小説の更新は出来ないまま
眠りについた。






翌朝、いつも通り彩音と登校しているとき


「あのさ、彩音…。」


「んー?」


「なんか、小説が映画化するんだって…。」


「なんのー?」


「私の…”キミがスキ”…。」


「…えぇ!?!?
すご!!優里愛おめでとう!!!」


「あ、ありがとう…。」


「なんで微妙な反応?」


「いや、全然実感湧かなくて…。」


< 12 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop