超人気アイドルに溺愛されてます
『とにかく、詳しい話は直接するから
明日の放課後、ユリの家行っていい?』
「は、はい、大丈夫です。」
『じゃあ、よろしくね!!』
そう言って電話を切った。
小説が映画化する…?
これは現実??
小説の中の話じゃなくて…?
頭大パニックのまま帰った私は
今日の小説の更新は出来ないまま
眠りについた。
翌朝、いつも通り彩音と登校しているとき
「あのさ、彩音…。」
「んー?」
「なんか、小説が映画化するんだって…。」
「なんのー?」
「私の…”キミがスキ”…。」
「…えぇ!?!?
すご!!優里愛おめでとう!!!」
「あ、ありがとう…。」
「なんで微妙な反応?」
「いや、全然実感湧かなくて…。」