アイドルと一般人の恋の話

カランカラン

「いらっしゃいませ。あ、彩葉ちゃん!今日も一番端っこの席にする?」

そう声をかけてくれたのは、ここのBARの店長である瀬川 秋斗さん。

柔らかい雰囲気で、色々な話を聞いてくれるお兄ちゃん的な存在の人だ。

「うん!」

笑顔で答えてカウンター席の端っこに案内してもらった。

カウンターの端っこの席は、私がいつも座るお気に入りの席。

来ると必ず案内してくれて、秋斗さんはカウンターの奥から話し相手になってくれる。

< 2 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop