君と素敵な日々を描く。
最悪な誕生日。

これで何杯目のビールだろうか。

目の前にいる友人は、
呆れたような目で見てくる。

しかし、今の私は、
そんな目も気にならないくらいヤケになっているのだ。

それもこれも、
原因は、私の彼氏だ。

今日1月19日は、
一年に一度の、私の誕生日なのだ。

なのに。

彼氏はそれを忘れている。

< 1 / 154 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop