君と素敵な日々を描く。

思わず顔を伏せた。

なんなら、またちょっと泣きそうになってる。

だけど、頑張るって決めたから…。

でもそんな急になんて変われない。

ぎゅっと、自分の手に力を込める。

"頑張ろ"

ふと、ゆうのその言葉を思い出した。

…頑張ろう、頑張ろう。

私は顔を上げると、斜め後ろの子の席に向かった。
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