君と素敵な日々を描く。
教室へ

ご飯を終え、私たちは教室へ向かっていた。

「あ、3年生だ。」

誰かの声で、中庭を振り向く。

そこには、この中学の3年生がいた。

「ねぇねぇ、森田先輩だよー!」

きゃっきゃとそんな女の子たちの声。

目線の先には、森田先輩?っていう人。

先輩たちはこちらに向かって歩いてくる。

私たちはそっと距離をとって歩く。

「森田せんぱーい!」
「こっちみてー!」

…なるほど、

この人はこの学校のアイドル的存在なのか。

まぁ、確かにイケメンだけど。

なんか、気取ってそう。

< 141 / 154 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop