君と素敵な日々を描く。
会えなくなる

さようなら。

二度と会えないわけじゃない。

だけど。

あの時は。

もう二度と会えないと思った。

さよなら。

その一言が、二度と会えなくなる気がして。

泣いて、泣いて泣いて。

もう紗絵は、居ないんだと。

高校も同じところへ行こうと言っていたのに。

それも無理なんだ。

死んだ訳じゃないのにね。

私には絶望でしかなかったよ。

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