限られた時間〜愛する気持ちを伝えたい、でも……
第六章 霊体さんは驍?
「あのう、その霊体さんって、海斗なんですか」
約束の場所に来た中村が琴葉に聞いていた。
「だから、これからそれを確かめるんです」
「そう言う事」
「あ、霊体さんが来たみたいです」
琴葉は俺を感じ取った。
俺は中村の身体に入った。
「ちゃんと人生生きて行くって決めたか」
「はい」
「それならよかった」
俺は既に心臓の鼓動がドキドキとうるさいくらいに高鳴っていた。
「今日は驍として一日一緒にいてくださいね」
「えっ、俺は」
「わかっています、だから驍として」
琴葉から、手を繋いできた。
咄嗟の出来事にどう対応して良いか分からず、琴葉と手を繋いだままで歩いた。
琴葉は俺を見てニッコリ微笑んだ。
いや、俺じゃない、琴葉はもしかして中村が好きなのか。
「驍、ディズニーランド行きたいな」
「ああ」
なんか変な感じだ。
「ねえ、驍、喉渇いたね、自販機で飲み物買ってきて」
「いいよ」
俺はこの時、何も考えずに自分の好きな銘柄の缶コーヒーと琴葉が好きなお茶を買った。
琴葉も好きなお茶の銘柄があって、自然の成り行きで、琴葉に聞かずに買ってしまった。
いつも決まっている流れに違和感を感じずに……
約束の場所に来た中村が琴葉に聞いていた。
「だから、これからそれを確かめるんです」
「そう言う事」
「あ、霊体さんが来たみたいです」
琴葉は俺を感じ取った。
俺は中村の身体に入った。
「ちゃんと人生生きて行くって決めたか」
「はい」
「それならよかった」
俺は既に心臓の鼓動がドキドキとうるさいくらいに高鳴っていた。
「今日は驍として一日一緒にいてくださいね」
「えっ、俺は」
「わかっています、だから驍として」
琴葉から、手を繋いできた。
咄嗟の出来事にどう対応して良いか分からず、琴葉と手を繋いだままで歩いた。
琴葉は俺を見てニッコリ微笑んだ。
いや、俺じゃない、琴葉はもしかして中村が好きなのか。
「驍、ディズニーランド行きたいな」
「ああ」
なんか変な感じだ。
「ねえ、驍、喉渇いたね、自販機で飲み物買ってきて」
「いいよ」
俺はこの時、何も考えずに自分の好きな銘柄の缶コーヒーと琴葉が好きなお茶を買った。
琴葉も好きなお茶の銘柄があって、自然の成り行きで、琴葉に聞かずに買ってしまった。
いつも決まっている流れに違和感を感じずに……