本能で恋をする
崩れる
更に月日は経ち、もうすぐ俺も大学卒業する。
もう少しで、凛音と結婚できる!
やっと―――
やっと夫婦になれる!



この4年色々なことを、乗り越えてきた。
だから、もう俺達はこのまま順調に進んでいくと思っていた。

これからも何があっても、乗り越えていけると――――



あまりにも幸せ過ぎて、忘れていた。
あの事を――――




そして、凛音の一言で全て崩れ始めた――――




「海斗、私と別れて下さい……」

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