マシュマロより甘く、チョコレートより苦く-extra edition-




でも、それでいい。




彼女は全部、知らなくてよかったはずだった。



なのに、俺が巻き込んでしまった。




「ごめんな…」




一度も振り返らずに去っていく彼女の姿を、俺は飽きることもなくただずっと眺め続けていた。





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