マシュマロより甘く、チョコレートより苦く-extra edition-


けど、お前のため。



莉桜が好きだからこそ、莉桜のことを想って俺は彼女を振った。



それから俺たちは急激に話さなくなった。



欲求不満になって、ほかの女をとっかえひっかえ抱いたりもした。



でもそれでも欲求不満は解消されなかった。



だから俺は、莉桜の特徴を持っている女を抱くことにした。



莉桜と同じような色の髪の女だったり、莉桜と同じくらいの体系の女だったり、その日によって抱く人は違った。



もちろん声が違うから、黙っていることを条件に女を抱いた。



一度抱いた女は二度と抱かない。



それが、俺のマイルールだった。



< 4 / 26 >

この作品をシェア

pagetop