秋桜、冬の空の下で

「え…?」


「あ、すみません、僕のこと知らないですよね、同じ高校の三年、高木です。」

僕、ここでバイトしてるんですよ

なんていう高木先輩はメガネをかけていてその奥の瞳は優しさで満たされているようにみえた。

「ご、ごめんなさい!先輩だとは知らずに…。でもなんで私の名前を…?」

私の頭をフル回転させてもこの先輩との出会いは今だったように思える。
なんの面識もないのに名前を覚えられる人はそういない。

「ここですよ、名札」

「あ…」

「数学ですか…僕でよかったら一緒に勉強しましょうか?少しなら力になれると思いますよ」

そっか名札……って!

「え!!そんな!いいですよ!先輩は先輩の勉強してくださいっ!」

すみませんでした!と勢いよく頭を下げて図書館を後にした。
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