婚約破棄されたけど隣国の王子様と飛空艇で世界旅行してる私は超勝ち組!?
「中を案内しよう」

「……お願い、します」


バスィーム王子について船内に入る。
3層からなる飛空艇は、上から居住階、訓練施設、機械整備の住み分けがされているらしい。
 

「語学が達者なら自国に引きこもっていては勿体ないだろう。ここにも話せるヤツはいるが、この中ではみんな母国語しか話さないから、俺がお前に合わせてやるのはここまでだ」

「え」


ニカッ☆彡

……バスィーム王子が笑った。
そういえば、随分と流暢に話していた。


「《腕試しといくぞ、ダリヤ》」

「……《はい》」


バラム王国の公用語、オグド語。
たとえ森林と砂漠に隔たれた遥か南の隣国とはいっても、既に習得済みだ。

燃えた。

外国人とネイティブお喋りキタアァァァッ!!
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