婚約破棄されたけど隣国の王子様と飛空艇で世界旅行してる私は超勝ち組!?
その流し目が、ぐっとくる……!


「こんにちはダリヤ」

「──!」


声まで美声ッ!

あれ、でもこの声、どこかで……

記憶を手繰ろうとした私の横で、バスィーム王子が囁いた。


「バディーアは一番怒らせてはいけない相手だ。覚えておけ」

「……」


そう、来た、か。

うっふん(・・・・)
バディーアが、嫣然と笑った。
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