俺様な幼なじみは24年前の約束を忘れない

しかし、仕事が終わるとスーパーに寄り、コロッケの材料を購入して帰ってきてしまった。

今日は、母がいないので、夕食の支度を頼まれていたのだ。

凌ちゃんが前から、コロッケが好きなのは知ってるけど、別に凌ちゃんのためじゃないから。
どうせ、夕食の材料は買って帰らないといけなかったし。
コロッケは私の得意料理だし。

いろいろと理由をつけて、コロッケを作ったのだった。

普通のとカレー味のを二種頼。


凌ちゃんは言っていた通り、早めに帰ってきて我が家にやってきた。

まだ誰も帰ってきていないのに、「腹減った」と騒ぎ立てるので、先に二人で食べることにしたのだ。

凌ちゃんと会う日は、ろくな目に合わない。


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