トンネルの向こう側
将大に案内された席に座り、

「母さん、こちらは高校時代の同級生で江口 さやかさん。俺の彼女です。

この前も言ったけど、結婚を前提で付き合う事にしたからね!
さやか、ウチの母さん。河田 恵です。
年齢は50歳? 51歳? アレ?」

「ちょっと! 47歳です!」

「あ、ゴメン。ハハハ!」

「この前、お店に3人でいらした時にコーヒーを出したけど覚えてないわよね。

はじめまして、さやかちゃん!
河田 恵です。よろしくお願いしますね。」


「はじめまして、江口 さやかです。
これからどうぞ、よろしくお願いします。」

「今日は、手巻き寿司よ!お腹空いたでしょう?
ビールもあるから、乾杯しましょう!
あ! 2人ともお誕生日おめでとう!パチパチ。」

「ありがとう」「ありがとうございます!」

「将大、さやかちゃん、23歳おめでとう!
カンパーイ!」 カチン♪

それから、お母さんに管理栄養士をしてる事や先輩が急に退職した事など話したり、
家族の事を聞かれ、
父親は地元の市役所に勤めていて
母は、スーパーでパートをしている事。

2才上の兄は地元の銀行に勤めていて、まだ独身だと話した。
将大も、この3年くらい会ってなかったから、

「さやかの兄ちゃん、銀行員になったんだな〜」

「うん。春に転勤になるかも〜って言ってるけど、転勤っていっても県内だし。」

「そうかあ、サラリーマンは転勤があるからな大変だなぁ〜」

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