トンネルの向こう側
「3万円のボロアパートに住んでるオレが、できるでしょうか?」

「ヒロは、親の借金返済したいんだろ?
バイト代を増やす方法があれば、借金返済が早まるって事! 
だから、俺がお前に教える。」

「はい。お願いします。
俺…親父の店はもうないし…
カフェのオーナーシェフになりたいんです!
俺も株とか学んで返済をして、学校も卒業して家族で住むマンションも買いたいです。」

「ヒロの夢なんだなぁ〜。
ヒロ、学校卒業しても1年くらいはホスト続けて、カフェの資金をかせげよ。」

「恭弥さん、ありがとうございます。
今日から宜しくお願いします!」

「あぁ、頑張れよヒロ!」


専門学校1年の冬、
俺の人生が変わろうとしていた。

恭弥さんの指導は、かなりキツかった。


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