トンネルの向こう側
「今、私気がついた! 

そりゃ〜私だって男性にモテたいけど相手から好かれる事ばかりに意識がいってた!
してもらう事ばかりの砂漠の様な渇いた心だった。

でも人に思いやりの言葉や優しさのある行動が、相手もそして自分をも幸せになれることなんだって… こと…」

「そうね!私たちだって心がキレイな人と一緒にいると、安心したり和むと思うのよね。
男性は、神経をすり減らしながら仕事をしてるでしょう? 
家に帰ってきた時はダラダラしたりもするだろうし、癒されたいと思うんじゃあないかなぁ〜」

「さやかも、将大さんの癒しになってあげてね」

「うん。 でも…私の方がいつも将大に頼りっぱなしだからなぁ〜。
日々、努力、精進します! 」

「さやかちゃんがいるだけで、ほわ〜と私も将大も、癒されてるわよ! ふふふ。」

楽しい女子会は22時で終了した。

お風呂も順番に入り、みんなで尚美が買ってきたパックをしてから寝た。
楽しい、楽しいクリスマス会だった。


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