ただ、一緒にいたい
お願い、俺を見ないで
*****愛月 side*****
「ありがとうございました!」
「今が大事だから、無理しないようにして下さいね」
「はい」

彰くんになんて言おう!
びっくりするよね?
喜んでくれるよね………!


私は仕事の昼休み、一人ある場所に来ていた。

それは私達二人にとって、とっても幸福な贈り物だ。






でも幸せだと言うことは、どこかで辛いことが待っているもの。
一人で来たことが、間違っていたのか。

私は幸せすぎて、忘れていた。
彰くんが、日々命を狙われるような仕事をしていること。
私は彰くんの、ある意味命そのものだとゆうことを。



再び、職場に戻っていると、
「おい!お前、西山 彰の女だな!」
「え――――?
んんん…………」
あれ――?意、識が……………

*****愛月 side・終*****
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