ただ、一緒にいたい
離れたくないんだ
「彰くん!お待たせ!」
「うん!急にごめんね…」
「ううん。仕事忙しいって言ってたからしばらく会えないと思ってたの。だから、会えて嬉しい!」
さっそく、一週間後愛月を呼び出した。
できれば、一緒に住むために。

「あずちゃん、もう一度言わせて!」
「何?」
「俺と付き合ってほしい!」
「はい!もちろん!」
「ありがとう!それで、お願いがあるんだ」
「ん?何?」
「あずちゃんと、一緒に住みたい!もう二度と離れたくないんだ!」
「え?」
「やっぱダメだよね……?いくらなんでも急だよね?」
愛月は明らかに動揺している。
当たり前だよな…

「いいよ!」
「え?いいの?」
「うん!八年も離れてたじゃない?でもその間忘れられなかったから、なんか急にって感じしないんだ。遠距離恋愛してたみたいな感覚なの」
「そうだね…」
「だから、いいよ!」
「ありがとう!あずちゃんのこと大切にするよ!」
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