俺のことずっと好きでいろよ
「ここでいいよ。お父さん帰ってくるかもしれないし。」

「あー。そだな。」

さすがに娘とどういう関係だといわれてこたえられるわけない。今はまだ…。

みのりのサラサラの髪がゆれて、みのりがきびすを返した。

あ、あの髪…今日はさわってねーと思う。
けど、つきあってもいないのにさわるわけにもいかない。

「じゃぁ。バイバイ」

そしてとびきりはにかんだ笑顔を残してみのりは門の中に消えていった。


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